眼科
OPHTHALMOLOGY
OPHTHALMOLOGY
このような症状が見られたら、眼科の病気の可能性があります。
わんちゃん・ねこちゃんによくある病気
角膜が様々な原因により傷ついた状態です。痛みにより目を細める、涙の量が増える、目やにがでるといった症状がみられ、時には気にして目をこすることで傷が大きく深くなることがあります。治療は点眼、エリザベスカラーの装着、外科手術などがあります。目の露出が大きい短頭種は角膜潰瘍を起こしやすいため、注意が必要です。
目の中の水である眼房水の出口が何らかの原因で詰まってしまうことで目の中に眼房水が貯まり眼圧が上昇し、網膜が障害を受け失明する病気です。高眼圧が24~72時間継続すると失明し視覚は回復しないため、早期の治療が必要となります。点眼や外科手術で治療を行います。
わんちゃんによくある病気
ダックスフントやトイプードルなどにみられる遺伝性疾患です。
網膜の血管等が萎縮することで進行性に視覚が失われる疾患で、若齢でも発症することがあります。残念ながら現在は有効な治療法がないのが現状です。
ねこちゃんによくある病気
特に保護された子猫でよくみられます。猫の結膜炎の原因は感染症が多く、ヘルペスウイルスやクラミジアなどがあげられます。原因に応じて目薬、眼軟膏、内服薬で治療を行います。
大阪府立大学の動物医療センターで眼科診療に携わってきました。その経験を活かして診断・治療を行っていきます。
問診や身体検査から病態を把握し、必要な検査を丁寧に行っていきます。
治療の主体は点眼治療になることが多いのですが、必要に応じて外科手術などその他の治療をご提案させていただきます。その際に、ご相談させていただき、飼い主さんと動物に負担が少ない治療をご提案させていただきます。
受付していただきましたら、スタッフから問診させていただきます。どのような症状がいつごろからあるのかお伺いさせていただきます。
眼が見えているのか、痛みがあるのかなど見させていただきます。眼の病状に関わるその他の疾患(皮膚疾患、内分泌疾患など)を見落とすと、眼の病気が治らない原因となりますので全体的に身体検査をさせていただきます。
診察室を暗くして眼を確認させていただきます。病状に応じて様々な検査を実施します。一部の検査は画像に保存し、飼い主様にも見ていただきます。また、眼以外の病変が疑われるときにはそちらの検査もご提案させていただきます。
検査結果に応じて目薬などによる治療をご提案させていただきます。また、眼以外の部位から症状がでているときにはそちらも治療をさせていただきます。
お会計、お薬のお渡しは受付からさせていただきます。次回の予約は眼の状態に応じて数日後から1ヵ月を目安にお取りさせていただきます。
お気軽にご相談ください。