生殖器・泌尿器科
UROLOGY
UROLOGY
このような症状が見られたら、生殖器・泌尿器科の病気の可能性があります。
わんちゃんによくある病気
膀胱炎は細菌感染や膀胱に結晶または結石が形成されることで発症します。オスでは膀胱結石が尿道に詰まると尿道閉塞から急性腎臓病を起こし命に関わることがあります。治療は抗生剤の使用、フードの変更、日常生活の見直し、手術(結石の場合)を行っていきます。
様々な病態により腎臓の機能が低下する病気でシニアの犬にみられます。初期は多飲多尿の症状がみられ徐々に食欲低下、体重減少、嘔吐などの症状がみられます。診断は血液検査や尿検査、超音波検査などで行います。内服や点滴で治療を行いますが、できるだけ初期に発見することが重要です。
不妊手術を行っていないアダルトからシニアの犬や猫では子宮に膿が貯まることがあります。症状は元気消失、食欲低下、多飲多尿、腹囲膨満、陰部からの排膿などがみられ治療が遅れると死に至ります。内科治療では根治は困難であり、外科手術が望まれます。
ねこちゃんによくある病気
細菌感染、尿石症、ストレスなどにより起こる病気です。特に多頭飼育の猫はストレスを感じ血尿をすることがあります。このような膀胱炎のときには、トイレを清潔に保つことやストレスの原因を取り除く、ストレスを緩和させるフードやサプリメントの摂取により改善させます。
シニアの猫でよくみられる病気で、初期には多飲多尿が、進行すると食欲低下、体重減少、嘔吐などがみられます。障害を受けた腎臓の細胞は再生をしないため、残された腎臓の細胞の保護するためにフードの変更や内服、皮下点滴などを行います。初期で見つけることが大切ですので、定期的な血液検査や尿検査などをお勧めします。
血尿の原因は尿石や細菌性、ストレス性、腫瘍性などがあり、その原因によって治療法が変わります。そのため、原因を徹底的に調べその原因を取り除くための治療をご提案させていただきます。
尿道閉塞は早期に治療を行わないと命に関わることがあります。そのような疾患に関しても手術対応を行っております。
膀胱炎は治療を行っても体質によっては再発してしまうことがありますが、フードや生活環境を変えることで予防することができます。再発の防止に必要なことをご相談していきましょう。
受付していただきましたら、スタッフから問診させていただきます。どのような症状がいつごろからあるのかお伺いさせていただきます。尿をお持ちいただきました方はスタッフにお渡しください。
脱水がないか、痩せていないか、毛艶が悪くないかなど全体的にお身体を触らせていただきます。
膀胱炎が疑われるときには尿検査を行います。必要に応じて超音波検査やレントゲン検査も行っていきます。腎臓病が疑われるときにはまず血液検査をさせていただき、その結果により尿検査や超音波検査などを行うかご相談していきます。生殖器疾患は疑われる病気により検査をご相談させていただきます。
検査結果に応じて内科治療、食事療法、外科治療についてご相談させていただきます。重度の腎臓病では入院治療をご提案させていただくことがあります。
お会計、お薬のお渡しは受付からさせていただきます。次回の予約は状態に応じて数日後から1ヵ月を目安にお取りさせていただきます。
お気軽にご相談ください。